日記

お姫様扱いしないと機嫌が悪くなる上司に上目遣いで注意された話。

私の周りで起きた「とんでもない話」についてご紹介したいと思います。

これは『ジュンイチくんならあり』、『逆に!?』、『気づいた?』、『女の子におごらせる気~?』に登場した女帝こと女性上司Aとのエピソードです。

2013年~2014年にかけて一緒にいく地方出張が多くありました。特に2013年の7月~9月は体制変更も重なったために、あいさつ回りも兼ねつつ頻繁に出張がありました。私は表面上はいつも通りでしたが、一緒にいる時間のストレスで人生初の胃腸炎にかかり、出張中もお手洗いの住人化することがしばしばありました。ポッケに常にストッパなどの水なしで飲める薬を持っていました。

今でこそアレコレと試して、出張における最適なバッグ、荷物などが自分の中で固まっていますが、当時は試行錯誤中でした。その中でスーツケース=地面をゴロゴロさせるから汚れるというイメージが強く、ボストンバッグ×1、ブリーフケース×1、トートバッグ×1という無茶な荷物の持ち方をしていました。

女性上司AはというとANAもJALも最高ステータスを維持し続けるほど出張していましたが、各地のホテルのフロントに荷物を預かってもらっており基本的にスーツケースは持っていませんでした。その代わり、衣替えなどの理由で、折りたためるタイプの薄手のボストンバッグに大量の衣服をつめて移動することが、たまーにあったのです。

女性上司Aはおよそ10年にわたり、社内外からありとあらゆるゴマすりをされ、お姫様扱いをされていたので、そういった荷物は当然、同行している社員が持つのが慣例でした。しかし前述の通り、私は手一杯で持ってあげる余裕はありませんでした。

これはそんな状況で生まれたケースです。

 

 

『中を見ちゃダメだよ』

とある出張を終えて、チェックアウトをする際にフロントにいた支配人さんと女性上司Aはアレコレ話していた。

支配人「(女性上司A)様、いつもありがとうございます。そろそろ衣替えの季節となりますが、衣類はいかがしましょうか?宅急便でお送りすることもできますが」

女性上司A「うーん。どうしようかなぁ」と言いつつ私をチラッチラ見てくる。私はお前の荷物なんで持たねぇよ!!と思いつつ目を逸らした。2,000円もかからないのだから送ればよい話だ。

支配人「御手荷物も多いようですし、お送りいたしましょうか?」

女性上司A「うーん。それだと連れが納得しないかなぁ」連れ?なに?なぜ私が持ちたがってるスタンスなのかが分からない。

そして結局、ボストンバッグに詰め込んで持って帰るという結論になったようだ。私は意地でも持ってやんない!と決意した。

そのホテルは良いホテルだったのだが、最寄り駅まで徒歩15分ほどと少し離れた場所にあった。女性上司Aは、態度こそエベレストのように大きく傲慢だったが、身長155cm、体重60kgほどで縦は小さい。大きなボストンバッグを持ちつつ、いちいち「ヨイショ、ヨイショ、ウンショ」などと声に出して「持ちましょうか?」待ちをしていた。

だーかーら送れば良かったんだよ!!と憤ったが、周囲の目線的にも「お前が持てよ」みたいな雰囲気があったので、世界一渋々言った。

私「持ちましょうか?」

女性上司A「えー悪いよぉ。うーん。でもお願いしちゃおっかな?」

Uzeeeeeeeeee!!となったが、歯を食いしばって「大丈夫です!」と言いボストンバッグを受け取った。

バカみたいに衣類をため込んでいたせいで、ボストンバッグはまぁまぁ重かった。

駅についてみどりの窓口で切符を買うという際に、私は荷物と一緒に待機となった。女性上司はなにやらチラチラ私を見てくる。

私「荷物見てますんで、切符お願いいたします。」

女性上司A「オッケー♪あのね、言いにくいんだけどぉ」

私「はい?どうしました?」

女性上司A「そのバッグは、下着も入っているから、中を見ちゃダメだよ💛」

私は自分の無力を呪った。このバカの部下であることを悔やんだ。「懲戒覚悟で飛び蹴り」、「懲役覚悟でシャイニングウィザード」、「バッグをゴミ箱に捨てる」等という選択肢が頭をよぎったが、本社で待っているチームメンバーや故郷の両親のことを考えて思いとどまった。

私は恐らく、世界一の苦笑いで「あっ、はいぃ~」と力なく返事をして、女性上司がみどりの窓口の方を向いたのを確かめてから、ボストンバッグを「ガシガシ」蹴るという、ほのかな反撃しか出来なかった。

2013年夏ころの出来事である。

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