日記

ミスは部下へ!手柄は自分が!ダメ上司の鏡『アイツもよくやってくれています』の話。

私の周りで起きた「とんでもない話」についてご紹介したいと思う。

これは『I am』の話、『ダメだな、アイツ』の話に出てくる50代男性社員とのエピソードだ。

2016年頃に取引先で起きた大きなトラブルにより私達は火消しに躍起になっていた時期があった。中でも私の部署はお客様との最前線に立つコールセンターなので特に大変だった。具体的には8月~11月にかけて休日なし、週5日間は午前6時~午前2時の20時間労働という具合だった。私以外のチームメンバーは交代で休みを入れたり、出勤は午前8時にしたりなど少しでもきつくないようにしていたが、それでもかなりの無理を強いていた。

50代男性社員はその当時で入社5ヵ月ほど。2018~2019年の時点では既に外れてたが、2016年当時は私の上司という立場であった。トラブルが起きた8月頃の時点で私は既に50代男性社員を見限っていたが代わりの上司が来ても面倒なので、私の邪魔をしないでくれればよいと思い、それなりに良い関係を保っていた。

当時、50代男性社員は総責任者という立場だったが業務内容は把握していないし、チームメンバーは最近入った偉い人くらいにしか思っていなかった。そんな状況だから経営やクライアントに報告する資料も私が作成した上でレクチャーして凌いでいる状況だった。

時期は定かではないが少なくとも70連勤務ほどが過ぎた土日のどちらかに私は久しぶりに予定を入れた。午前6時~18時まで働き、19時頃から食事という予定だ。トラブルも9割がた鎮静化しており、私が数時間いないくらい何の問題もなかった。更に1週間前から50代男性社員含めてチームメンバーにも予定があるので絶対に18時で帰ると伝えていた。周りも私の連勤ぶりは知っていたので全く問題なく「もちろんです。なんなら休んでください」という具合だった。

これは予定があった日の17時過ぎ頃に50代男性社員から連絡があったことで生まれたエピソードである。

 

『アイツもよくやってくれています』

18時過ぎには会社を出るべく順調に仕事をこなしていた私の携帯電話が鳴った。相手は50代男性社員だ。70連勤をしている私をよそに10連勤ほどで通常の勤務形態に戻り、ごく普通に土日をエンジョイしていた50代男性社員からの着信である。

50代男性社員「もしもし?お疲れさんです。今いいですか?」

私「はい。どーぞ」

何やら外がうるさかったので出かけているらしい。

50代男性社員「実はお願いがあって電話したんだけど、大丈夫かな?」

私「なんですか?」

50代男性社員「さっき急に(クライアントの部長)から電話があって、(50代男性社員)さん今日、会社にいますか?て言われたのよ」クライアントの部長は我々の会社に相対している責任者で丁重な対応が必要な方だった。

私「はぁ。それでどうしたんですか?」

50代男性社員「それでおれ、ずっと連勤してるって報告会で言っちゃってたし、咄嗟のことで焦って、会社にいるって言っちゃったのね」

私「はぁ。それで?」

50代男性社員「そしたら、19時ころに用事で御社の近くに行くから急遽視察させてくれって言われたのよ」

私「はぁ。もちろん断ったんですよね!?土日ですし、あなた会社に居ないですからね?」

50代男性社員「それがオッケーしちゃったのよ。どうしよ~。」

このバカがっ!!どうしよーじゃねぇ!!

私「いやいや今日は無理ですよ。私は用事あるって言ってましたよね?」

50代男性社員「あっ!!そっか。まずいな。どうしたらいい?」

知るかカス!!断れや!!

私「正直に話してまたの機会にって言うしかないですよね?」

50代男性社員「でもそれだとおれが怒られちゃうし」

ザ・ダメ上司である。吐き気がしてきた。もごもごしているオッサンと通話し埒があかないのと、チームメンバー含めてずっと連勤だったり、無理をして鎮静化させてきたものが、このバカな保身じじいの体たらくでパーになるのはいやだったので用事をキャンセルして私が対応することにした。

私「(ちっ)しょうがないですね!もう私が対応しますんで大丈夫です。何時に来るんですか?」

50代男性社員「ほんと?ありがとう!恩に着る!!19時には行くと言っていた」

私「あー了解です。分かりました」

その後、かなり遅れて20時過ぎにきたクライアントの部長に50代男性社員が居ないことで説教をくらいつつ土日の超急な視察は無事に終えて安心して頂くことに成功した。

明けて月曜日。朝一で50代男性社員はお詫びとお礼にきた。私は当日キャンセルをしたことでプライベートで非常に面倒な問題を抱える羽目になったが、トラブルが100%鎮静化する前にフライングで予定をいれた自分が悪いと思い我慢することにした。

そんな時である。私が勤める会社の会議室はいくつかの部屋が隣り合っており、一方の部屋が話していて一方の部屋が話していないと会話が聴こえてしまうことがある。私が一方の会議室にいる際に、もう一方の会議室には50代男性社員と経営が土日の急な視察の件で会話していた。

経営「今朝のミーティングでクライアントが褒めていましたよ。(50代男性社員)さん、急な対応ありがとうございました。お陰でこのビジネスも引き続き順調に進みそうです」

50代男性社員「ありがとうございます」

経営「土日の急な訪問も快く対応してくれて内容も完璧だったと褒めていた。対応したのは誰なの?」

50代男性社員「私です」威風堂々と食い込みに。

おぉん!?私は隣の会議室で憤った。しかし「まぁしょうがない。この程度の手柄はあげさせないとクビになるな」と思い我慢した。

経営「そっか。休みなのにお疲れ様でした。ところ(私)さんは土日居なかったの?連勤で疲れていると思うけど大丈夫?」

50代男性社員「アイツもよくやってくれています」

立場は上司という形とはいえ、力関係では「さん」づけでしか呼ばれたことがない私に対して陰で「アイツ」である。その場は我慢したが後日、50代男性社員と話をした際に、この会議室での出来事を問い詰めた。「なんか自分の手柄にした上に、アイツとかほざいてましたよね?」と強い口調で。

すると50代男性社員は、こう返してきた。「とんでもなーい。おれが(私)さんのことをアイツと言ったりはしないよぉ~。あれはプライベートの習い事の話」

そんな言い訳が通用するか!!と思ったが、カス過ぎたので会話をやめた。

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