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戦国漫画『花の慶次―雲のかなたに―』は、前田慶次の爽快な冒険譚。

『花の慶次―雲のかなたに―』は、戦国時代末期から江戸時代初期にかけて活躍した前田利益(まえだとします)の活躍を描いた物語です。

史実の部分もありますが、基本的には脚色&誇張しまくった内容となっています。元は織田家の重臣である滝川一族でしたが、加賀百万石で有名な前田一族である前田利久の養子となった為、前田姓となりました。(利久は前田利家の兄)

完結済で単行本は18巻まであります。原作は、隆慶一郎さんで漫画は原哲夫です。隆慶一郎さんの作品では「影武者 徳川家康」完結済で4巻もオススメです。こちらは、実は関ヶ原で家康が討たれていて、その後に幕府の礎を築いたのは影武者だったという物語です。

作画の原哲夫さんは本作のほか「北斗の拳」も描いている方で、「シティーハンター」の北条司さんと共に画力高すぎる漫画家さんです。

権力に屈せず生きたいように気ままに生きる前田慶次を描いた『花の慶次―雲のかなたに―』をお気に入りのシーンと共にご紹介いたします。

一部【ネタバレ】を含みますので抵抗がある方は【閲覧注意】です。

 

 

あらすじ

異風の姿形を好み、異様な振る舞いや突飛な行動を愛し、そして己の掟のために命を賭した天下一の傾奇者(かぶきもの)・前田慶次(まえだ・けいじ)の熱い生き様を描いた痛快歴史巨編。戦国時代末期、軍馬補充のため野性馬狩りをしていた滝川(たきがわ)軍は、恐るべき巨馬“悪魔の馬”の猛攻で狩りに失敗する。そこで滝川の軍団で傾奇者として知られる前田慶次が、悪魔の馬を殺すように命じられるのだが・・・。

(出典:ebookjapan)

 

おすすめポイント

圧倒的な画力
とにかく絵が上手すぎですね。男性も女性も鎧も動物も上手すぎます。登場人物は基本的に現代人が想像するイメージ通りの絵で描かれていると思います。(前田利家、真田昌幸は違いますが・・・)特に信長好きの私としてはめちゃくちゃかっこいい信長を描かれていてたまりません。

ちなみに前田慶次は作中で「身の丈六尺五寸(197cm)の大柄の武士」として描かれていますが、慶次所有のものと伝わる甲冑は他の武将の甲冑と比べて変わらない大きさのようです。当時の平均身長は159cmほどなので前田慶次もそのくらいだったことになります。

歴史知識
前田慶次が鉄砲の雨が降る中、朱槍をブンブン振り回して無双するというifや単独で大大名と交渉して中を取り持ったなどというifがふんだんにあるものの大枠は史実に沿って進むので勉強になる部分もありますし、歴史に興味を持つキッカケにもなると思います。私が歴史に興味を持ち始めたのは小学5年生頃で、本作を最初に呼んだのが小学6年生~中学1年生くらいでした。当時は知らなかった前田家や滝川家に興味を持つキッカケになった作品です。

慶次無双
とにかく慶次が強いです。漫画ですけど漫画みたいに強いです(^^;
KOEIの歴史シュミレーションゲーム「信長の野望」でも本作の影響を受けてか武力がどんどん高くなり、基本的に90以上で作品によっては100超えの数値もあります。

また北斗の拳もですが、「強敵」と書いて「とも(友)」と呼ぶように最初は敵でも慶次と殴り合って仲良くなったり、敵だけど許したり、義に反することをしてボコボコにされたりと熱い演出が多いです。めちゃくちゃ男臭くて熱い物語です。慶次と深く関わっていく主な有名武将として直江兼続、真田信繁、伊達政宗などがいます。どなた様もこうだったら良いのにというイメージ通りの描かれ方です。

 

 

【ネタバレ】私が最も好きなシーン

涙を誘う感動するシーン、カッコいいシーンは沢山あるのですが私が特に印象に残っているシーンは、13巻の次のシーンです。

 

■北条氏の小田原城を攻める際に布陣した陣から富士山をみて涙ぐむ秀吉

 

■信長との思い出を語る秀吉

秀吉は鮮やか過ぎる中国大返しやその後の処世にて「本能寺の変」を知っていた?黒幕?という説もありますが、私は違うと考えています。違ってほしいというのが正しいかもしれません。その為、天下人となり圧倒的な権力を持った秀吉が信長を思い出して涙するこのシーンはたまりません。特に印象深い名シーンだと思っています。

 

花の慶次―雲のかなたに―1巻の試し読みはコチラ

 

ご興味を持って頂けたらぜひ読んでみてください。

 

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