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【少しネタバレ】神童の挫折と復活『戦慄の魔術師と五帝獣』は、傑作異世界漫画。

漫画『戦慄の魔術師と五帝獣』2020年10月16日時点で連載中、3巻まで発売されています。

本作は転生系ではない異世界漫画です。名門に生まれた主人公が、能力がないと判断されて邪険にされたり、捨てられたりするも、実は「何らかの理由で能力がないように見えていたor能力が高過ぎて一般人を測定する機械では測れなかっただけ」というような漫画は増えています。本作もそんな漫画の一つですが、設定や意地悪過ぎる家族のおかで他より面白い作品となっています。

この先はネタバレを含むのでご注意ください。

 

突然現れた魔族の軍勢に対抗するために人間は魔術を生み出すことに成功しましたが、魔術では魔族に勝てませんでした。研究と修練の結果、人類はついに精霊を見つけます。精霊と契約して使う魔術の威力はとてつもないものでした。人類の希望として見事に魔族を撃退した五人の英傑には一人につき一体の精霊(五帝獣)がついていました。

この世界の魔術の階級は次の通りです。
五帝獣(火・水・風・土・雷)>帝級精霊(光・闇)>中級精霊>下級精霊>最下級精霊>魔術となっており、精霊と契約出来れば精霊術士、出来なければ魔術師になります。魔術と精霊術には超えられない大きな壁があり、魔術師が精霊術師に勝つ事は絶対に出来ないとされています。

主人公は、王国七公家の一つであるボネット家の長男として生まれ、凄まじい魔力量で「旋律の魔術師、神童」と言われいました。溢れる才能で両親からも溺愛されていました。7歳の誕生日に行う精霊との契約の日、精霊と契約して精霊術師になるのは確実と思われていた主人公でしたが、精霊たちは逃げるように去っていってしまいました。精霊と契約出来なかったことで主人公をとりまく状況は一変します。家族写真の主人公は黒く塗りつぶされ、陰口を叩かれる日々。遂には家を追い出された上に刺客が襲ってきます。

なんとか刺客から逃げることができた主人公は森で母親代わりになってくれる女性と出会います。平和な生活の中で、主人公の魔力をかぎつけた精霊が次々に近寄ってきました。その中には最上級んお精霊である五帝獣の姿も。儀式の日に精霊が逃げたのは、主人公の余りの魔力量に等級の低い精霊たちが逃げただけでした。そして自分たちに見合う魔力量を持つ人間の登場を待ち望んでいた五帝獣が現れ、なんと五帝獣全員と契約してしまいます。

育ての母親のすすめもあり、そんなチート状態で正体を隠して「精霊術師育成学校」に入学する主人公。自分を捨てた家族との再会、自分を疎んじている弟との再会と気になる展開が目白押しです。

 

あらすじ

精霊と契約を結んでいる「精霊術師」が至高のエリートとされる世界。ある年の春。精霊術師の育成機関「精霊術師育成学校」に、一人の少年が入学した。彼の名はフェイ=ボネット。国随一の名家・ボネット家の長男であり、かつて「戦慄の魔術師」と呼ばれた神童。6年前、父の手により殺されたはずのフェイは自らの過去を隠し、学園内でゴミのように蔑まれる『魔術師』として学園の門をくぐる。自分を亡き者にしようとしたボネット一族の闇、そして伝説の精霊「五帝獣」の謎をその胸に秘めて。

(出典:ebookjapan)

 

 

おすすめポイント

ザ・主人公の主人公
控えめで優しい主人公は、ザ漫画の主人公ですね。困っている人はほっとけないし、ひどい目にあったのにやり返そうともしません。圧倒的な力を手に入れた主人公は力を隠せるのか?王宮に呼び出されて陛下の前で元家族と再会するようだけど?3巻は先が気になる終わり方でした。

めちゃくちゃ性格が悪い弟と両親
溺愛していた息子が精霊術師になれなかったというだけで180度態度が変わる両親。情けのカケラもなくゴミを見るような目でみます。また幼いころから神童で兄である主人公と比較されて嫌な思いをしてた弟はザ嫌な貴族として見事に成長し、身分と持って生まれた才能と財力で傍若無人に振舞います。両親も弟も五帝獣の力でぶっ飛ばせばいいのにと読みながら何度も思いますが、主人公は余り派手に動きません。今後の展開が楽しみです。

五帝獣や魔法
魔法や精霊というだけでなく五帝獣を名称や等級は新しいですね。五帝獣が全員女性なのは「ん?」と思いましたが、貴族社会な上に精霊術師でないと罵られる世界というのは分かり易くて、魔術師が成長して精霊術師を超えていくという流れもよいと思います。

 

戦慄の魔術師と五帝獣1巻の試し読みはコチラ

 

ご興味を持って頂けたらぜひ読んでみてください。

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