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ファンタジー戦国漫画『覇王伝説 驍』は、親子2世代にわたる戦いの物語。

『覇王伝説 驍』(はおうでんせつ たける)は、週刊少年マガジンで1991年~1995年に掛けて連載された島崎譲さんの漫画です。単行本は全20巻で完結済です。1990年代に単行本を持っていて、先日なんとく電子書籍で読み返しました。

一部と二部に分かれている幻想戦国物語です。親から子へ受け継がれる意思のようなものが大きく描かれている作品は感情移入しやすくはまりやすいですね。同じ年代ではドラゴンクエスト5、ファイアーエムブレム聖戦の系譜などはゲームですが、「親→子」へと物語が続きます。

歴史好きならどこかで聞いた話やこれってあの人がモデルかな?、あの出来事がモデルかな?と思うようなことがいくつか出てきます。全体的に暗い話が多いですが、戦国時代を描いているのでやむ無しですね。

最後の終わり方は残念だったので20巻で終わらせず、30巻くらいまで続けてほしかったですが、親子2代の戦いの物語は、感情移入しやすく魅力的なキャラクターも多く登場するオススメ漫画です!

そんな『覇王伝説 驍』をご紹介いたします。

 

あらすじと主要登場人物

第一部のあらすじ
こことは異なる世界、日本によく似た島国があった。時は戦国時代、領地の拡大と富と名誉の為に数多くの武将がせめぎ合った時代。その多くは、私利私欲の事だけ考え、民衆が苦しんでいるかなど考える者はいなかった。度重なる戦いのせいで人々の心は荒れていた。そんな時代に「北の地の覇者」と名高い鳳典膳だけは違った。武士としての勇猛さだけでは無く、自由と平等を尊ぶその政治で名君と称えられていた。

その嫡男・驍は争いごとが嫌いな優しい少年だが、人を引きつける不思議な魅力があった。だが乱世は残酷にも、驍を戦乱の真っただ中に投げ込んでしまう。

一部の登場人物
鳳 驍(おおとり たける):本作第一部の主人公。争いを好まず心優しい性格。人を惹きつけ、人を集い動かす王者の資質を持ち、わずか3歳で暴れ馬を手なずけ、長じてからは八朶冥鬼が一瞬とはいえ怯んだだけでなく、彼の凶暴な愛馬・逆影(さかかげ)をも怯ませたほどの気迫をも備える。

巽 凱(たつみ がい):鳳軍きっての勇将で、「千人力の武神」と称される。早くから驍の王者の資質を感じていた。また、驍の姉、詩織とはかねてより相思相愛の間柄。第2部では白髪になり老いた姿(白髪になったのは詩織を武頼に殺された悲しみによるもの)で登場するが、その力は健在で、タケルのお目付役になり尽力したが、百鬼暗黒の術中に嵌り名誉の戦死。彼の長い戦いは終わり、愛する詩織の元へと旅立った。最後までその身を鳳家に捧げた。

甲斐 流輝(かい りゅうき):金銭だけを信じ、報酬が一文でも足りない時はどんな権力者にも屈さない凄腕の火薬使い。驍の心意気に心底惚れ、損得勘定無しに命を掛ける決意をする。妻と子供を甚儡吾堂に殺された過去を持つ。その事から子供に対して甘い節がある。白砂領の撤退作戦中に敵兵もろとも自爆した。第2部では、重傷を負いつつも奇跡的に生存し、「流鬼王」として再登場を果たす。

 

第二部のあらすじ
鳳驍が天下を取って、鳳国を建国してから36年の歳月が流れた。その間に、冠達武頼が鳳国を簒奪し、圧制と重税で領民の嘆きに満ちた国にしてしまった。武頼の即位から17年後、鳳驍の遺児・タケルは、新・鳳軍を率いて立ち上がる。

ニ部の登場人物
鳳 タケル(おおとり たける):第2部の主人公で、驍の忘れ形見。武頼の恐怖政治時代から、雫村にて農民の母子家庭を装った義母・サヨに育てられる。巽 凱と出会う前から、村の窮状を救うために赤かぶと(武頼配下の兵士の総称)と戦っては食糧を調達していた。一見すると粗野に見えるが、本質的には心優しく、仲間が増えるにつれて「命を預かる」ことに葛藤する一面を見せた。必要とあらば、他者に対して厳しく接することもある。

陽蘭(ようらん):風来坊と紫蘭の娘。母親譲りの美貌と剣の腕を持つが、甲冑は纏わず素顔を出して戦う。タケルを巡って春螺(鳳)(実は砂亜羅姫)をライバル視する。腕の立つ武将の中で唯一、兵士探しの旅に出ず(指名されず)、民衆と共に残り、赤かぶとからの逃亡にも同行している。そのような中、赤かぶとから逃亡していた民衆が、船上での偏食から来る病気に罹り、治療のための野菜調達を春螺(鳳)と共に行う。

冠達武頼(かんだち ぶらい):驍から鳳国を奪い取り、二代目の王となった男。非道の限りを尽くし、鳳国を再び恐怖の底に陥れた諸悪の根源。己が流した血を見ると凶暴化する。元々は貧農の生まれで、黒神国の「戦闘囚」であった。黒神国が滅ぼされた際に、好待遇を見込んで「黒神国の軍師」を詐称し、驍に近づいた。その甲斐あって藤太の補佐役に抜擢された。しかし、軍師としての知識など無いために失態を次々と繰り返し、ついには驍や藤太の怒りを買って軍師補佐から護衛隊長に降格処分される。起死回生を目論み、驍の姉である詩織に結婚を迫るが既に凱と婚約していた事、そして「野蛮な者」と拒否された事で逆上して彼女を含めた多くの人間を殺害した。

砂亜羅姫(さーらひめ):武頼の娘。心優しく、子供好きであるが、武頼により、外のことを知らないままに育てられ、世間知らずのお姫様となってしまう。士衣名国の破火州との政略結婚のために港に向かう途中、野盗の襲撃を受け一人生き残る。そのことをきっかけに恐怖政治が敷かれている世間の現実を知る。タケルに心を惹かれ、タケルにつく決心をする。その際、死んだ侍女・春螺と名乗る。王宮の奥で育ったため、庶民や大部分の「赤かぶと」には顔を知られていない。なお、命がけで、政略結婚のための旅をすることから、世間を知らない時でも、皆のために命をかける気概を持っている。

 

(出典:Wikipedia)

 

おすすめポイント

鳳驍と鳳タケルの成長
一部の主人公である驍は争いごとを好まず、いやいや戦いに向かいますが、戦いの中で成長していき、優しいだけでなく強いリーダーに成長していきます。二部の主人公である驍の息子のタケルは最初からる程度強いのですが、粗暴でヤンチャです。こちらは仲間との出会いや戦いを経る中で人間として大きくなり成長していきます。

多くの仲間との出会いと別れ
沢山の豪傑、知将、友人、配下などが登場します。戦国物語なので次々に倒れていきますが、その度に残された仲間たちは強くなっていきます。

非道な悪役の存在
最終のボスの武頼は、そもそもが驍に恩がある身にも関わらず、国を簒奪し悪政としきます。これが娘以外には血も涙もない男でザ悪役です。しかし、悪役だからこそ正義側が輝いていて盛り上がります。

覇王伝説 驍1巻の試し読みはコチラ

ご興味を持って頂けたらぜひ読んでみてください。

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